OPENREC.tvは典型的なLAMP構成から始まり、新規機能開発及び性能向上と歴史的負債の返却の度にEC2オートスケーリングやLambda、dockerなどを取り入れてきました。 モノリシックな複数のAPI群からなる弊社サービスは、多機能化するにつれて開発効率の低下や予期せぬデグレーションなどの発生回数が増えてきました。 昨今の動画配信需要の増加や、競合他社の乱立など、業界変化のスピードが早いeSports業界においては開発スピードの低下は致命傷になりえます。 弊社も例外ではなく、複数の新機能案件から持ち上がったマイクローサービス化に伴い、Kubernetesを採用しました。 ALBIngressやExternalDNSなど、マニフェストにKubernetes以外のリソース管理も担うことができるメリットや、AgroCDのDI/CDパイプラインの恩恵などを従来の開発にどのように取り入れ、またどのような効果があったのか、今後の展望をご紹介致します。
VMとAWS ECSがメインのインフラにKubernetesを導入した効能
概要
登壇者
石田尭大
CyberAgent SREOPENREC.tv、eSportsイベントRAGE、オンラインくじサイト等のインフラ及びSREエンジニアをしています。